Mother Earth通信74号(2026年5月発行)

#Mother Earth通信

春から新生活が始まった方、色々な変化に惑うことも多いですね。春は寒暖差も激しく、自律神経が揺れやすい季節。何となくだるかったり、身体の痛みが出てきたり、気が滅入ることもあるかもしれません。そんな時にお勧めなのが、実は歩くこと。歩くことが、どんな風に身体に好影響を及ぼすのか、掘り下げてみますね。

❖筋肉から出るホルモンで炎症を鎮める

歩くと、筋肉から「マイオカイン」という物質が分泌されます。 

これ、体内の炎症を鎮める働きがあるんです。歩くこと自体が、体の内側から炎症を鎮める行為になります。慢性的な炎症は、痛みやだるさ、老化の原因になります。これを「歩くだけ」で抑えられるのはかなりすごいこと。

❖ 景色が動くことで、気持ちが落ち着く

歩いていると、景色が流れていきますよね。この視覚の流れが、脳の扁桃体の活動を鎮めることがわかっています。

扁桃体は、古い脳で、不安や恐怖を感じるところです。なんとなくソワソワする、気持ちが落ち着かない…。そんな時には外を歩きましょう。脳のストレス反応が抑えられます

❖一定の歩くリズムが、痛みを感じにくい身体へ

歩くのは一定のリズムを刻む「リズム運動」です。

このリズム運動が、脳内のセロトニンを活性化。

セロトニンというと「気分を安定させる物質」として知られていますが、実はもうひとつ大事な働きがあって、痛みの感じ方を調整します。

セロトニンが不足すると、同じ刺激でも痛みを強く感じやすくなる。筋肉の緊張も抜けにくくなります。逆に言えば、歩くことでセロトニンが活性化されると、コリや痛みを感じにくくなるのです。

❖そうは言っても歩くのが痛くて出来ない

  ちょっと歩くと、足の親指、足首、膝、股関節、お尻、腰のあたりが痛くなる…悩ましいですね。恐らく、お身体の歪みがあって、歩けば歩くほど、具合が悪くなる状態です。

 こんな時には、まずお身体の歪みを整えることから始めましょう。当院では、美容鍼・鍼灸・整体でお身体の歪みを整え、筋肉の凝りを緩めることで、痛みが改善されている方が多くいらっしゃいます。

 まずは痛みなく歩ける身体を作ること、これが健康への第一歩。

 もしも痛みがありつつも、長い間放置…という状態が続いているようなら、お手入れを一緒に始めてみましょう。痛みのない暮らしが当たり前になるよう、サポートしています。

❖最近の私が取り組んでいること

「育毛の鍼灸」を改めて、考え始めています。開業初期から薄毛や脱毛の相談を受けることが多く、鍼灸で多くの患者さまの毛髪の問題が改善されて、喜ばれてきました。

思い出深いのは小学5年生くらいの男の子の脱毛症状。お母さまに「見て下さい」と、男の子にしては長めの後ろの髪の毛を上げたら、後頭部がすっぽり5㎝くらいの楕円形で脱毛していました。心配そうな親子から「これ、鍼灸で良くなりますか?」と聞かれました。皮膚科の受診はもちろん、ありとあらゆる方法を試していたようです。数回目の来院時に「見て下さい!生えてきました」と産毛が出てきたのを、とても喜ばれました。その後、あっという間に生えそろい、宿泊学習に間に合ったことを、みんなで喜び合いました。

その後も美容鍼&整体での薄毛改善に喜ばれ、鍼灸学校へ入学した女性もいたりと、思い出に尽きません。

今はヒト臍帯幹細胞由来のエクソソームもあり、もっとお悩みに特化した施術が出来るかもしれません。悩んでいる方の力になれますよう、研究を続けます。

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