Mother Earth通信28号(2022年7月発行)
7月に入ります。だいぶ暑くなりましたね。週末に子どもたちとBBQやプールに行こうと計画しています。
さて治療院を開設して5年になりますが、ホームページをリニューアルするために初めてプロのWEBデザイナーさんに依頼しました。
彼女は鍼灸の経験がなくて、はじめに聞かれたことが「鍼って痛くないですか?」でした。皆さまもお友だちに鍼のことを説明するときに、同じ質問を受けているのではないでしょうか。
今回は「鍼の痛み」について見ていきます。
鍼で痛みを感じるのは2つのケース
1.皮膚にある痛点を刺激してしまった場合
皮膚には痛点といって、痛みを感じる場所があります。全身の皮膚にたくさんあるので、鍼が皮膚を通過するときにどうしても刺激してしまうことがあります。ただ痛みを感じないことの方が多いのが実際です。
これは刺激の量によって、痛点が反応するかしないかが変わるからです。刺激量は鍼の打ち方で調節できます。
鍼灸師によって痛みが多く出る人、ほとんど出ない人と技術の差が出ますが、これは鍼の打ち方によって刺激量を調節することができるか、できないかの違いです。
2.響きを感じて「痛い」と感じる場合
響き(ひびき)という鍼独特の表現があります。
これは鍼を打ったところが、「ズーンとする」「重い感じがする」「重い感じが広がっていくみたい」と当院にいらしている方も様々な表現をされます。痛みとはちょっと違うのですが「痛い」と表現される方ももちろんいらっしゃいます。
この響きは、こり固まった筋肉に鍼が当たった時の感覚です。
座骨神経痛になった方なら分かるかと思いますが、お尻の奥の痛みを感じますね。鍼はこのお尻の奥の筋肉を、直接刺激して緩めることができます。
お尻の奥の筋肉がこり固まって、神経を圧迫して痛みが出ることが多いのですが、鍼を入れるとズンと重い感じ(響き)がして、一気に良くなるということはよくあります。
鍼に慣れていて、この体験を多くしている方は、響き=緊張が取れる=痛みが取れると思って、この感覚を喜ぶことも多いですね。
もちろん響きを感じなくても、鍼の効果は十分ありますので、ご心配なく。
今月のおすすめ:ユーグレナ(ミドリムシ)
暑い日が続くと、落ちていくのが食欲。食事量は減っていませんか?
この時期は、のど越しの良い冷たいものばかりについつい手が伸びがちで、いつの間にか栄養不足になっていることも。わたしは変わらずユーグレナを毎日8粒取る毎日です。
ユーグレナは藻の1種。植物と動物、両方の性質を持つため、野菜に含まれるビタミンやミネラルに加え、魚に含まれるDHAといった不飽和脂肪酸など59種類もの栄養素を持っています。
定期的に飲むことで元気を作っていきます♡ユーグレナ240粒:10,340円⇒9400円

