Mother Earth通信17号(2021年8月発行)
夏になると増えるお悩み
「なんだか体がだるい」
「息苦しくて深く吸えない」
「頭痛が頻繁に出て鎮痛薬に頼ってしまう」
「腰や背中の張りが気になる」
このような声を、暑い季節になるとよく耳にします。
では、なぜこんな不調が起きるのでしょうか?
不調の根っこは「浅い呼吸」
実は、これらの症状の大きな原因のひとつは 呼吸の浅さ です。
呼吸が浅くなると、
- 筋肉がこわばる
- 肩や背中が張る
- 疲れやすくなる
- 自律神経が乱れる
といった不調が次々と出てきます。
「そういえば自分も…」と思い当たる方も多いのではないでしょうか。
呼吸を妨げる「腰の固さ」

呼吸が浅くなる背景には、腰の筋肉(特に大腰筋) の固さがあります。
大腰筋は腰椎を通じて横隔膜とつながっており、この筋肉が固くなると横隔膜の動きが悪くなり、呼吸も浅くなってしまいます。
東洋医学では「腎不納気(じんふのうき)」といい、腎(下半身や骨盤の力)が弱ると息を吸う力も落ちると考えられています。
座り仕事が多い方は特に注意が必要です。猫背姿勢でお腹の力が抜け、腰・背中の緊張を強めてしまうからです。
まずはお尻からほぐす
腰や背中の緊張を取るには、お尻の筋肉を緩めること が効果的です。
お尻が柔らかくなると、自然に腰や背中もゆるみ、だるさや頭痛の改善にもつながります。
つまり、
- お尻のストレッチで筋肉を緩める
- 腰の緊張が取れて呼吸が深くなる
- 自律神経が安定し、夏の不調が軽くなる
という流れです。今日から少しずつ実践してみてくださいね。

今月のおすすめ:ドライマンゴー
夏の疲れを癒すスイーツとして、自然濃甘 南国香るドライマンゴー(1,080円) をご紹介します。
- ビタミンB群
- ビタミンC
- 葉酸
- カリウム
といった栄養が豊富で、夏バテ対策にもぴったり。
ヨーグルトに2時間ほど浸けてから食べると、とろけるような美味しさのデザートになりますよ。
