Mother Earth通信31号(2022年10月発行)
あっという間に秋ですね。今月は小学校の運動会もあり、久しぶりに行事参加の予定です。子どもの出番がない時には、カフェへ休憩に行きながら精一杯応援してこようと思っています。親仕事も休み休みいくと、疲れずに過ごせますよ(笑)。私は段々力を…etc.抜きながらの育児に…。楽しみながらです。
さて、今回は多くの方を悩ませるしびれについて見ていきましょう。
しびれはなぜ起きるのでしょう?
私たちが身体を動かしたり、血圧や体温を自動調整できたり、「熱い」「痛い」など感じることができるのは、神経があるからです。
神経は、中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経(知覚神経・運動神経・自律神経)に分けられます。
今回は手足のしびれについて、見ていきましょう。
こちらは感覚に異常が現れているので、感覚神経のトラブルが起きている可能性があります。
この状態を「末梢神経障害」と呼びます。
手のしびれ
原因は多く考えられます。
・頸椎症
・手根管症候群
・肘部管症候群
・橈骨神経麻痺
・胸郭出口症候群
・更年期障害…etc.
足のしびれ
・足根管症候群
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎変形すべり症
・腰椎分離症
・梨状筋症候群…etc.
お尻から足にかけての痛み、坐骨神経痛を経験したことがある方も多いですよね。これも上記の異常が原因となっていることが多いです。しびれというのはこれだけの原因が隠れています。
また、脳梗塞などの中枢の問題、糖尿病などの内臓性の病気が原因のこともあります。
ですから自己判断は禁物。適切な治療を受ける機会を失いかねません。当院でも、まずは病院受診で原因の特定をおすすめしています。
病院受診をして、何も異常が見当たらない場合、または主治医に確認して治療と同時に、鍼灸併用OKなどの場合はお力になれます。
しびれに対しての鍼灸
鍼灸ではしびれに対して、しびれを起こす原因部位を見つけて鍼やお灸をしていきます。手がしびれていても原因は首であることも多くあります。そのような場合は首~手まで見ていきます。
経絡の流れと神経の走行を照らし合わせながら、そのルート上の反応点を見つけて適切な刺激を入れていきます。
しびれは痛みよりも時間がかかる印象はありますが、繰り返し施術を重ねることで神経障害の改善を促進して、しびれの軽減が期待できます。
不快なしびれが少しでもなくなるように、誠心誠意施術しています。
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