Mother Earth通信67号(2025年10月発行)

#Mother Earth通信

長い夏から秋へ移り変わるタイミングですね。気温差と秋の花粉で鼻やのどの調子が悪くなっている方が増えています。まずはお身体を冷やさないように、過ごしてくださいね。

さて今回は、むちうち症状のお話です。

階段で滑り落ちる

先日の夜、私は家の階段で三段ほど滑り落ちるという、ちょっとした出来事がありました。

左手を手すりにかけていたので、すべった瞬間に全身の力を込めて、左手で全身を支えるという状況に。幸い足をひねることもなく

「大丈夫だった???」

とその時には思ったのですが、心臓はバクバクしているし、なんだか左の首~腕までだるく何とも言えない重苦しい感じが出てきて、さらに胃のあたりがムカムカして気持ち悪い…。

「あ、これむちうちだわ。」

と気づきました。何の準備もないところで急激に左手に全体重がかかり、頚椎(首)から出ている神経を傷めてしまったようでした。

むちうちって何?

交通事故などで、衝撃により首がむちのようにしなることで起こるけがのことを言います。首が前後や左右に急激に動かされることで、過度に引っ張られて筋肉や靭帯が傷つきます。捻挫と同じです。

症状として、首、肩、背中の痛み。痛いので動かしにくくなり、頭痛や肩こりにもなります。

神経に影響して、手足のしびれが起きることも。

首を傷めると自律神経に影響する

 さてその晩。私はムカムカしてなかなか寝付けず、さらには中途覚醒。首周りの筋肉が炎症を起こして、交感神経優位状態になっていたのだと思います。仕方がないので、夜中に自分の首の治療をすることになりました…。こういう時は、異常緊張を起こしている首の筋肉を目がけて鍼をするのが一番。鍼で緊張を探りながら当てると、一気に緩みます。

首を傷めると起こること

 首を傷めると本当に色々な症状に見舞われます。

✅首肩の凝り

✅頭痛

✅手の冷え

✅手足のしびれ

✅胃のむかつき

✅夜眠れない

 むちうちでなくても、頚椎のズレがあると長年こんな状態に悩まされているかもしれません。これらの症状は、首を整えると改善します。ただ頸椎のズレは筋肉の使い方に癖があるので、度々戻ります。するとまた、上記のような症状が出てきます。ズレが大きい場合は、週1回間隔で調整を繰り返すと、筋肉の緊張も緩み、頚椎も安定していきます。

外力の衝撃は全身に及ぶ

転ぶ、つまづく、階段から滑り落ちる等々、よくお聞きするし、またその外傷の施術は多くしてきましたが、今回、自分が体験して分かったこと。それはぶつけたところだけでなく、衝撃は全身に及ぶということ。翌日は背筋、腹筋の緊張を強く覚えました。どこもかしこも痛い…。2日続けての鍼を自分で行い、川越の姉妹院「天照」で明美先生に、全身調整をしてもらい、復活。

お陰様で改めて、鍼灸と整体の力を感じさせてもらいました。本当に助かります。

川越の姉妹院AMATERASU天照

川越の姉妹院がOPENしてから、3か月が経ちました。お陰様でご新規はMother Earthの約2倍。リピーター様も多く、「女性専門のプライベート空間」であることが大変好評です。川越駅西口徒歩6分。東京の方からもご来院されています。お近くで「痛みや辛い症状」に悩んでいる方がいましたら、ぜひご紹介くださいませ。精一杯の施術でお応えしてまいります。

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