Mother Earth通信58号(2025年1月発行)
明けましておめでとうございます。昨年末は父が肺炎で入院し、実は大変な時期を過ごしていました。父76歳。炎症がひどく、今回は危ないかもと覚悟を決めたのですが、何とか山は越え、小康状態を保っています。今回父の入院時に人工呼吸器をつけるか、つけないかで医師との話し合いが必要なことがありました。父は以前より延命治療はしないという「尊厳死の宣言書」という文書を用意していたので、家族の同意のもと、つけない旨がすんなりと通ったのですが、これを予め用意しておかなければ、「医療処置」の流れで付けていたはずです。これはいったん付けてしまうと、外すことは難しくなるようです。一度:/りが出来なくなる医療の流れ。怖さを感じます。知識と意思がないと、「助けよう」とする医療チームの勢いに流されていきがちですが、自分はどんな生き方、死に方を望んでいるのかを考えて用意しておく必要があります。用意がなければ、家族も巻き込んで延々と続く延命治療に流れていきます。
肺炎で呼吸も苦しく、まともに考えることも出来ない状態だったはずの父ですが、そんな状況でも自身の意思を医師に伝えることができたのはすごいと思いました。事前の用意と覚悟があったから出来たことです。
私も早速「尊厳死の宣言書」を作成し、色々な書類を整理して終活を始めました。準備さえしておけば、あとは残された時間に意識が向けられます。今年は「残された時間」をどのように使っていくのかを考える年になりそうです。

鍼灸・整体はなぜ効くのか?
身体にはもともと治ろうとする力があります。傷をつければ傷は勝手に塞がっていきます。
「鍼灸がなぜ効くのか?」という根源的な問いに応えようとすると、この体の修復作用の力によるものを第一にあげます。
第二に免疫力です。身体の調子が崩れる時は、何か外部からの攻撃(ウイルスや細菌)によるものと、内部からの攻撃(ストレスや飲食の不摂生)により、免疫力が低下して防御力が弱まったために症状が引き起こされます。鍼灸は血流を改善し、内臓機能を上げて、身体の免疫力をアップさせます。
第三に自律神経の調整です。痛みや不快な症状には、血流低下が隠れています。血管の拡張・収縮は自律神経支配です。鍼灸はこの自律神経の調整が得意で、血流をアップさせることができます。
整体は何を目的としていると思いますか?人の身体はもともと一番動きやすい形で、関節や筋肉の位置が定まっています。ところがなんらかの歪みが生じると、この一番無理のない動きやすい位置から関節がズレていき、固定されていきます。ここに無理が生じて、痛みやしびれを引き起こします。整体は、この歪みを整えるためにしています。
私はもともと「骨盤調整所」を営んでいた両親と共に、骨盤調整の技術を学び、身体の歪みを整えることが施術のスタートでした。
さらに鍼灸の「経絡(けいらく)」という東洋医学独特の身体の見方をもとに、身体全体の流れを見るという技術も身に着けました。
自然治癒力が働きやすい状態に整えること、鍼灸・美容鍼・整体で実現していきます。
2月よりユーグレナ価格変更のお知らせ
前々からお伝えしていましたが、ユーグレナの仕入れ価格高騰のため、2月より価格が変更となります。ついに以前の価格で購入していた在庫が切れます(泣)。1月末まで240粒入りは9400円での販売となりますので、どうぞお買い求めくださいませ。2月からは11,000円(税込)の消費税分をサービスさせていただき、10,000円で販売いたします。何もかも高騰していて大変ですが、少しでもお買い求めしやすいよう当院も最大限の割引を続けてまいります。免疫力アップに、どうぞこれからもご活用ください。

