脳疲労に効果的な鍼灸
先月から始まりました\脳血流をアップ!電気を流す頭皮鍼/モニター募集は、おかげさまで多くの方に参加いただいています。ありがとうございます。
受けて頂いた体感は「頭のスッキリ感がすごい。持続期間も長い!」「側頭部のむくみが取れてスッキリ」など、大変好評です。
私は今回こちらのメニューを作るにあたり、脳疲労について調べ、電気を流す頭皮鍼がどのように作用できるのかを検証してきました。
疲れは目から
「あぁ、疲れたな…」こんな風に感じる時、身体ではどんなことが起きているのでしょう?現代の疲労は目からのストレスによるものが多いそうです。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。この5つの内、今は視覚からの情報が9割だそうです。
「いけない」と分かっていても寝る間際までスマホやPCを見ている方、多いですね。これが積もり積もると、脳が疲れてきます。
脳疲労の3大兆候
第一段階:集中力が途切れやすく、気が散る。
第二段階:眠くなる。
第三段階:情報処理能力が極端に下がり、理解力、記憶力に影響が出る。
眠くなるのは防御反応で、これ以上脳が働かないように強制的に休ませようとしています。ところが現実はなかなか休めません…。
今度は肩こり、頭痛が起きます。こうなると全身の機能が落ちて、痛みを感じやすくなります。疲れている時は「どこを触っても痛い!」と感じます。
これは元気な時には鎮痛システムが働いているのですが、脳の疲労が強くなると、セロトニンなどの痛みを緩和させるホルモンの分泌が悪くなるからです。さらに炎症が起きやすくなり、口内炎や潰瘍ができやすくなります。
また精神状態を見てみましょう。疲れてくるとイライラしたり、不安感が強くなったりと、感情のコントロールが難しくなります。これは脳の「前頭前野」という部分がストレスで弱まるためです。
前頭前野とは
額のすぐ後ろ、脳の前にある領域で「脳の中の脳」とも呼ばれる、高度な精神活動を司る部位です。前頭前野が正常に機能していると、集中力が高まり、感情の起伏も穏やかになります。
20歳前後でピークを迎え、加齢とともに衰えていきます。老化の影響を受けやすく、ストレスに弱い場所とも言えます。
ストレスを受けると感情や衝動を抑制している前頭前野の力が弱まるため、元々の古い脳が活発となり、防御反応による不安感や焦燥感などが強くなるのです。疲れてくるとイライラする、落ち込むなどの反応は、この脳のバランスが崩れることから起きるようです。
脳の血流を上げることが出来る鍼灸
脳疲労の影響はかなり日常生活の質を下げます。ですが、そんな脳疲労に効果的な方法があるのです。それが鍼灸。鍼灸による身体へのツボ刺激は、自律神経とホルモンの分泌バランスを整えます。頭部、顔面部の鍼は、三叉神経を介して脳の血流を上げます。さらに頭部の通電刺激は、脳の前頭前野を活性化させるという研究データで出ています。
痛みや不快な症状は、身体(筋骨格系)だけでなく、脳の機能低下によるものも多いことが分かってきました。これが「心身一如」の裏付けかも?

脳の血流を上げる頭皮鍼モニター募集
脳疲労を軽減する「電気を流す頭皮鍼」のモニターを6月末まで募集しています。
詳細はお問い合わせくださいね。
価格:通常価格5500円/回⇨4500円/回×3回分=13500円です。施術時間は約15分です。まずは3回、体験してみてくださいね。